あれもしてあげる。ここはこうする方が良い。というように、頼んでもいないのに手を焼いてくれる、お節介な人っていますよね。

しかも有難いことであればまだ良いのですが、得てしてどうでも良いことに勝手にこだわっていたり、やたら恩着せがましかったりする人が多いです。

そのため苦手と感じたり迷惑がる人が多いのですが、こういったお節介な人の心理は一体どうなっているのでしょうか。また、どのような対処法が望ましいのでしょうか。

 

 

お節介な人の心理的特徴

お世話をすること自体に喜びを感じている

手をかけてあげることに嬉しさ、喜びを見出している心理です。

自己満足の為に、何から何まで手伝ってあげようと躍起になるのです。

また「こんなことまでしてあげる自分は凄い」というように、自分のお節介行為を自画自賛する一面も。

相手も嬉しいだろうと信じてやみません。原動力は自分の為、相手も満足するなら良いだろうと、気持ちを確かめることもなく、まるで無視です。

かつ賞賛の声を求めようと、感想の声も聞きたがります。

 

感情移入している

相手目線で考えることが得意で、何か力になってあげたいと純粋な気持ちを抱いている心理です。

映画やドラマなど物語を見れば、直ぐにでも主人公に感情移入して、一緒にハラハラドキドキと、十分に楽しめる人でもあるでしょう。

困っている人ほど親身になってあげたいという気持ちが生まれます。

しかしながら、このようなタイプの人は感情が先行してついつい人に干渉し過ぎてしまいます。

その結果、相手が嫌がるところにまで顔を突っ込むことが多々あるのです。

ただし基本的には助かることをしてくれますし、お節介ではあっても恩着せがましくはないので、そういう意味では特別な害のない心理タイプと言えます。

 

寂しいという気持ち

お節介をすることで自然に関心を向かわせることが出来るので、心の奥では注目されたい、こっちを向いて欲しい、と熱い野望を抱いている心理です。

つまり、お節介を一種のアピールとして行っているのです。「ありがとう」と感謝の言葉を頂けば、たちまち喜びに包まれます。

このような方は、日頃の生活の中で自分に注目が集まらず、孤独な毎日を過ごしていたりします。

例えば専業主婦、子供も大きくなり手のかからないようになった頃、無邪気に慕ってくれる人は周りにいません。我が子に昔のように手を焼くなど、行動の裏には寂しさが隠されているのです。

 

支配したい

自分の思い通りに動かしたい。支配欲からお節介を行う心理です。

アドバイスを投げかけて、その人が自分の言う通りに動けば、認められている。という大きな快感を得られます。

従ってくれているという嬉しい事実から、もっともっととヒートアップする方も珍しくはありません。

期待があるからこそ、お節介を断られたり投げやりにされると、感情も大きく高ぶります。

人によっては味方ではない敵だ、と強引な判断を行う方もいるので気をつけましょう。

 

他人のことが気になって仕方ない

何をしているのだろう。とチラチラ横目で見ては、気になって仕方がなくなる心理です。

自分以上に他人に関心があり、出来る限りのことは知りたい。

という好奇心旺盛な一面を秘めています。気になるゆえにちょっかいを出してしまうのです。

お節介を行うと同時に、相手の性格、情報等を得られるので「知らない」という不安感が埋められます。

他人のことが気になって仕方がない方は、自分も他人からどう思われているのか気になりやすい特徴を抱えています。なので世話を焼いて印象を良くさせようと、企みを抱えている方も。

なお、お節介が特定の人のみに対してであれば、その人に特別な感情を抱いている可能性もあります。

 

自分にも同じことをして欲しい表れ

こうしてあげたんだから、あなたも同じだけ返して欲しい。とそれとなく求めている心理です。

優しくすればそれだけ自分に返ってくると、信じてやまない人でもあったりします。

真意に気が付いてくれない鈍感な人は大嫌い。同じだけ世話を焼いてくれることを期待しているのです。

恩着せがましく、厄介な心理的特徴を抱えたタイプになりますね。

 

 

 

お節介な人の対処法

やめて欲しいということをきちんと伝える

迷惑という事実を、はっきり伝えることが大切です。

お節介な人は得てして相手の気持ちがわかっていないケースが多いので、「知らなかった」と告げられて、初めて気がつく方もいるほどです。

親しい仲であればあるほど、きちんと言葉に出して告げるようにしましょう。知り合って間もない仲でも、言葉を濁して大丈夫ですので、嫌だという意思を伝える必要があります。

 

気配を感じたら一定の距離を取る

お節介な人がこっちに近づいてくると感じたら、決して目を合わせず一定の距離を保ちましょう。

何かに没頭しているふりを見せ、聞いていないていを装うのも良いです。

和やかな表情を見せたり、話しかけやすいムードを出せば、まんまと近寄り、ちょっかいを出してくるでしょう。

「あなたは必要ない」という気持ちを態度で示すと、それ以上は近寄って来なくなります。

 

して欲しい部分だけやってもらう

お節介な人が引き下がらないようでしたらいっそのこと、手のかけて欲しい部分だけやって貰うように誘導しましょう。

あれやって、これやって、と指図のような態度を取れば相手の反感を買ってしまうので「〇〇してくれると助かる」というようにへりくだった言い方を心がけます。

そうすれば、誰も嫌な気持ちになることもありません。やって欲しい部分にだけ手をかけてくれるので、相手の行動範囲も把握しやすいです。

 

他の人に意識を向けさせる

「〇〇さんの方が手伝って欲しそう」というように、誰かの名前を出して意識を逸らしましょう。

確かにそうだと考えれば、お節介な人は自然とそちらの方に向かうので、自分は業務に集中することが出来ます。

意識を向けられた側は「ありがとう」と感じる人もいれば「お節介」と自分と同じように捉える方がいるかもしれません。

でもその人なりの対処を行いますので、特に罪悪感を感じる必要もないでしょう。ですが、中々断れない方を指名したり、悪意による名指しを行うのは、避けるようにします。

 

褒めてつけ上らせてはいけない

「助かる」「凄い」というように、相手を褒める言葉は決してかけないで下さい。

更にお節介に磨きがかかることでしょう。迷惑に感じているのなら、わざわざ相手を立てる言葉はかけなくて良いです。露骨に嫌な顔をしても傷つけてしまうので、特に喜びを見せないのが一番良いです。

感情を表さない方法が効果的です。何も反応してくれないのがわかると、次から手をかけるのをやめる。と自然に離れていきます。

 

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まとめ

お節介な人にはここで挙げたような様々な心理タイプがありますが、一つではなく複数の心理が絡み合っている場合もありますし、どれか一つが強く出ている場合もあります。

結局は自分のためにやっているお節介もありますが、基本的には悪気なくやっていたり、その行為がむしろ邪魔になっていることに気付いていない人が多いので、その気持ちを大切にしてあげてください。

悪意で行なっている訳ではないことを把握し、その上で適切な対処法を取るように努めましょう。