自分から見れば下に当たる立場なのにも拘わらず、まるで同等以上の立場かのように横柄な態度で接してくる人物がいるとよりストレスが溜まることでしょう。

こういった人々の頭の中というのは一体どうなっているのでしょうか。

そこで本記事では、態度のでかい後輩や部下、新人等の心理の特徴と、第三者・本人が実践できる治し方について取り上げましたので、参考にして頂けたら幸いです。

 

 

態度がでかい後輩や部下、新人の心理の特徴

かしこまった態度が苦手

主に上下関係をあまり経験したことのない人に多いのですが、目上の人に対して敬意を示すような態度の取り方がわからない、という態度がでかいタイプがいます。

この心理タイプは慣れ慣れしい態度であったり、崩れた敬語だったり遠慮なくツッコミを入れたりしてくるので、結果的に態度がでかいという印象を与えてしまっているのですが、内心は別に相手を舐めているわけではありません。

ただし、これがいつまでも続くようだと単純に舐めているだけの可能性が高くなってくるので、最初は少し様子見してみることをお勧めします。

 

敬語が上手く使えない

10~20歳代前半というのは、敬語がまだしっかり使えないという人も珍しくありません。

特に学生時代に部活やバイトをあまり経験してきておらず、目上の人と接する機会がなかなかなかった人というのは、得てして敬語が苦手だったりします。

そのため、たとえ本人的には敬意を払おうとしても、敬語がわからずにため口になってしまったり、無礼な言葉になってしまったりすることがあります。

ですからこの心理タイプの態度がでかい後輩や部下というのは、新人であるうちはある程度は大目に見てあげても良いでしょう。

 

やたらと自信を持っている

自信過剰で自分が特別だとか、凄い人物だとか思い込んでいる心理タイプです。

自分に自信があり過ぎるが故、自分には敬語は必要ないと無意識のうちに思っています。

この心理の態度がでかい人は、学生時代にスポーツや勉強でずば抜けた成績であったケースが多いです。

その結果、周りがちやほやするために自分のことを特別だと思い始め、それが態度にも現れるのです。

しかし周りはそれでも何も言えないことで、本人はその態度が横柄であるという事実に気が付かないまま大人になってしまったケースもあるでしょう。

 

他人を見下している

他人を見下す性格から、でかい態度を取っている人です。

この心理タイプの態度がでかい人は、相手によって態度を変えるのが特徴です。

たとえばみんなから尊敬されるような先輩・上司であったり、組織のトップ等に対してはものすごく敬意を示し、へりくだった態度を取ります。

また、自己評価が高いことも特徴で、客観的にものを見ることが苦手であり、いつも現実に対して自分にとってより好ましい見方をしてしまう癖があります。

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舐められないようにと考えている

丁寧な敬語を使ったり、相手に譲歩したりすることで、立場的に不利になってしまうかも知れない、という心理を抱いている態度がでかい人です。

下手に出ることで舐められて、パシリにされたり無理難題を押し付けられたりして良いように使われることを恐れているのです。

でかい態度を取っていれば、相手が自分をうまく利用しようとしても「反撃をされるかも知れない」と躊躇するだろうと考えています。

この心理タイプは得てして心配症で臆病であり、必ずしも性格が悪いというわけではありません。

 

 

態度がでかい後輩や部下、新人の治し方

新人のうちは放置するor軽く指摘する

1と2の「かしこまった態度が苦手」「敬語が上手く使えない」というケースは、別に舐めているわけではなくただ不慣れなだけなので、相手が新人であれば基本的にはほっておけば自然に治ります。

ただ自覚がないこともあるので、一応態度があまり良くないことを軽く指摘しておいても良いでしょう。

ここできつく言うのは萎縮して良さが消えたり敵意を持つようになったりして、本人にも周囲にもデメリットが大きいので禁物です。

 

厳しめに伝える

逆に3~5の「やたらと自信を持っている」「他人を見下している」「舐められないようにと考えている」の3つの心理タイプの態度がでかい人は先輩や上司を舐めている、あるいは友達のような感覚で緊張感がないことが多いので、むしろきつく言った方が良いでしょう。

別に怒鳴らなくても良いですが、厳しめに言う必要があります。

むしろ普段は温厚な人というイメージで浸透しているなら、本気で怒る様は只事じゃ無いと部下としても感じてくれます。

 

威厳を見せる

3~5の心理タイプの態度がでかい後輩等に対して一番効くのは、間違いなく威厳を見せることです。

普段から別の先輩や社員に軽く扱われていたり、いじられているようでは威厳がないので、後輩・部下・新人からも非常に舐められやすいです。

もちろんいじられていても愛されるタイプのキャラであれば必ずしも悪くはないのですが、後輩や部下に調子に乗られるのが気に入らないということならば、しっかりしてるところを見せた方が良いでしょう。

ただあまり舐められているかどうかよりも、みんなから慕われていて仕事ができる人と思われているかどうかを意識した方が、もっとも理想の形で威厳を出すことができます。

舐められているかどうかばかり気にしていると、自信のない器の小さい人間になるので要注意です。

 

相手の内心を知る機会を作る

態度のでかい後輩・部下・新人等は何を考えているのか、なぜ大きな態度を取っているのかとじっくり話す機会を作ることも大切です。

そうすることで、自覚がなければ気付きを与えることができますし、やり方がわからなければマナー等を教えることができますし、それで社会をやっていけると思ってるなら戒めることができます。

先輩・後輩としての仲も深まることでしょう。

やはり想像だけでは相手のことを全部知ることは難しいので、内心を知る機会を作るのが望ましいです。

 

でかい態度の治し方(自分)

何の意味もないことを把握する

態度がでかいという印象を与えることはメリットが無い上にデメリットは非常に大きいことを、心から理解することです。

気持ちいいと感じるのは自分だけで、毛嫌いされたりして本当に居辛くなります。仕事では協力者は減って敵は増えるので、やりにくいことこの上ありません。

職場等で上手くやっていきたいのなら、社会のルールに則って礼節をわきまえることが本当に大切なのです。

 

同じ立場の人をよく観察する

自分の態度のどこがおかしいのか、謙虚で礼儀正しい態度とはどんなものなのかを理解するために、同じ立場の上手な人をじっくり観察することです。

そうすれば比較対象が出来るので何処が駄目なのか、どうして態度がでかいという印象を与えるのか徐々に見えてくるはずです。

また、どういう態度を取れば先輩に可愛がられるのか把握することも可能なので、良い立ち回り方を自然に覚えていけるでしょう。

ただしそっくりそのまま真似した態度を取れば鼻に付くので、自分なりの接し方を心得ていくのが一番です。

 

まとめ

態度がでかい後輩・部下・新人の心理の特徴は、大きく二種類に分けることができます。

一つは、態度良くしたいけどできない悪気がないタイプ(1・2)で、もう一つがそもそも態度を良くする気がないタイプ(3~5)です。

ですから、まずその後輩等がこの二つの種類のどちらに属するのかを理解して、その上で適したアプローチを掛ける必要があります。

一方で態度のでかい後輩・部下・新人本人で悪気がない場合は、これまで人生であまり上下関係のあるコミュニティーに携わってきていないことで苦戦を強いられることはあると思いますが、ここを避けて通ることはほぼできません。

時間は掛かるかも知れませんが、地道に敬語の勉強をしたり、社会人としてのマナー・礼節を学んでいくようにしましょう。